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【コラム】プログラミングはAIに置き換わるのか?

プログラミングと生成AIの現状

ChatGPTのリリース日が2022年11月30日とのことですから、生成AIが広く使われるようになってから約1年になります。
私自身も、ChatGPTやGitHub Copilotなどを業務で使うようになり、ある程度便利に使える部分が分かってきたところです。

現状の生成AIは得意な分野と苦手な分野があり、プログラマーを一掃する程の能力が有るわけではありません。
ただし、生成AI以前と比べると格段に生産性が上がっているのは事実です。

私は現在、サーバサイドエンジニアとして働いていますが、主に生産性が向上したと感じる分野は以下の2点です。

  • 管理サイトの定型的なプログラミング
  • フロントエンドの簡単なプログラミング

管理サイトはどんなサービスでも同じようなありきたりなサイトが多いと思います。
見た目にこだわりのない、よくあるDBの操作やCRUDを行うだけのサイトであれば、GitHub Copilotの提案を受け入れるだけで大幅に省力化できることが多いです。
よくありがちな管理サイトを作るのは得意だと思いました。

また、サーバサイドのエンジニアでも簡単なフロントエンドのコーディングをすることがあると思います。
専門分野ではない開発言語の実装サンプルをChatGPTに提案してもらうと、自分で考えたものより良いコードであることが結構あります。
そのまま信用しすぎるのも良くないですが、慣れてない言語の実装は私より得意だと思いました(笑

AIはプログラマーを置き換えるのか?

分からないですが、可能性はあると思います。
今から5年、10年経った時、我々の職業が残っているか怪しいと思っています。

生成AIはdomain specificな仕様を自然言語だけで理解してプログラミングコードに正確に落とすレベルには達していないと思いますが、徐々に改善されていくと思います。
対話型などで仕様を理解しながらプログラムを自動で修正できるようになるのかも知れません。
Word / PDF / Webサイト などの仕様書を読み込めるようになり、図表なども画像として正確に理解出来るようになると、完全にプログラマーが不要になる日が来るかもしれません。

こういう予想は意味ないし、まず当たらないと思いますが、今後どうなるかの予想を書いておきます。

フロントエンドなどのデザインとAPI仕様があれば何をやるかが予想しやすい分野からまず置き換わっていくと思います。
iOSやAndroid等のネイティブアプリも、デザイン以外は大幅に省力化出来るようになるかも知れません。
サーバサイドも個別の仕様をAIが正確に理解出来るようになれば、置き換えられるかもしれません。
組込とデザイナーは最後まで残りそうです。
組込プログラミングは、色々と物理的なデバイスや計測機器などを使用することがあるため、置き換えにくい気がします。
デザインも会社ごとのこだわりがあったり、究極的には感覚的なものなので本当に良い物を作るには人間が必要かも知れません。

自分達の仕事がなくなるのは悲しいけど、AI技術革新にはワクワクする気持ちもあります。(複雑)
プログラミングの大部分がAIに置き換わった時、我々にできることは残っているのか。それとも全く違う分野の仕事をすることになるのか。さて、どうなりますかねー

2023年末

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ゴイチ

ソフトウェアエンジニア歴20年。 C/C++, C#, Java, Kotlinが得意で、組込系・スマホ・大規模なWebサービスなど幅広いプログラミング経験があります。 現在は某SNSの会社でWebエンジニアをしています。

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